緊張する私が試した6つの方法
こんにちは。 やぱろーです。
人前で話すことが苦手なあがり症サラリーマンです。
人前で自分の意見を堂々話したり、流暢にプレゼンをする人を見て
あんな風にできたらなぁなんて思うこと数知れず・・・。
今まで大勢の人の前でうまく話ができないことが何度もありました。
頭が真っ白になって言葉が出てこない、同じ話を繰り返す、
改めて思い返すとドキドキが止まりません。
いろいろと悩み試行錯誤してきましたが、そんな私でも何とか今まで
やってこれました。
私が行った人前で緊張しないための6つの方法について実体験に基づいて
検証しております。
◆人前で緊張する私が試した6つの方法
まず6つの方法を試す前に私が人前で緊張する理由がが何だったのかを先に
お伝えしようと思います。
人前で緊張する理由
そもそもなぜ人前で緊張してしまうのか? 私自身は次のようなことが原因でした。
- 元々、引っ込み思案の性格。
- 滑舌が悪い。
- 以前、人前での発表で失敗した。
- 自分の意見がまとまっていない。
- 良い結果を出したい気持ちが強い。
原因を突き止めたところで、越えなければいけないハードルの多さに私は何とも言えない
絶望感に襲われました。
私が試した6つの方法
そのような中、何とか気持ちを奮い立たせ少しでもコンプレックスを改善すべく、
いろいろな関連本を読みました。 そんな簡単にはうまくいかず、自分なりに試行錯誤の末に
次のようなことをやってみました。
- ①話したい内容について文書を書く
- ②スピーチ原稿を暗記する
- ③スピーチのリハーサル録音・録画
- ④滑舌を良くする準備
- ⑤視線を変える
- ⑥違う自分を演じる
今、見てみると試行錯誤している粗い感じが残っている内容もありますね。
◆私が試した6つの方法の評価
実際、自分の中で試してみてやってよかったこと、良くなかったことはたくさんありました。
◎良かった〇まあまあ良かった△普通×いまいち、というようにわかりやすいように4段階で
評価してみました。
①話したい内容について文書を書く【評価】○
まず最初に何を話したいのかを整理するためにポイントを書いてみました。
例として
テーマ バターを安定供給させるにはどうするか?
自分の意見 バター輸入が必要・酪農家を増やす施策が必要
現状の話 国産バター供給不足、バター向け生乳の不足。
具体的な例 高齢化のため国内酪農家の減少、後継者不足。原料の牛乳生産量減少
結論 バター輸入枠拡大・生乳買取価格アップ・未経験者の就業サポート
話したいポイントが決まったら肉付けして文章を書いていました。
事前に話の流れを整理することで、精神的に安心感が生まれて良かったです。
毎回行うことで7~8回目のテーマから一連の話の流れ(パターン)が身に付きました。
②スピーチ原稿を丸暗記する【評価】×
緊張する多く人は上手に話さなければいけないと思ってしまう方が
多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。その為、原稿を丸暗記して話をすることにしました。
ひたすらセリフを覚えるかのように繰り返し原稿を読み込みます。
結果どうだったかというと、何とか話はできましたが暗記した内容を忘れてはいけないという
過度のプレッシャーがかかり押しつぶされそうになりました。
暗記が得意な方は良いかと思いますが、私には全く合いませんでした。
賛否両論かと思います。
話すことに精一杯でしたし、自分の意見をしっかりと伝えられているかについて
全く手ごたえはありません。
この結果を受けて話すのが上手、下手の問題よりもまず相手に自分の意見や結論を
しっかり伝えることが大切という事を改めて感じました。
③スピーチのリハーサル録音・録画【評価】◎
自分が話をしている様子を、他の人にどのように見えているか・聞こえているかを
知れば過剰に緊張しないのではないかと考えました。
ICレコーダー等や携帯電話で録画・録音をしました。
話を聞く側の立場になり声の強弱、滑舌や話の間など何度か確認します。
ちなみに私の場合、緊張により少し焦った感じで早口で話しており、さらに滑舌が悪く、
特に「し」が「ち」に聞こえていました。
これでは居酒屋で「お新香盛り合わせ」は頼めないですね(笑)。
10メートル先を左右交互に見ながら、少しだけ声のボリュームをあげてゆっくりと
話すように変えてみたら、なんと非常に聞き取りやすくなったではありませんか。
自分の中でこの話し方をすれば緊張しにくいのではないかという手ごたえをつかみました。
④滑舌を良くする運動【評価】△
これは就職活動をしている時に私自身がやっていた顔の運動です。
滑舌を良くするため、口を大きく動かし口の周りの筋肉の運動をします。
「ウイスキー」と声を出しながらゆっくりと口を大きく動かします。
私はこの運動を10回繰り返すと話しやすくなりましたし、少し緊張もほぐれました。
この運動を10回やれば大丈夫という自己暗示、ルーティーンに近い感覚です。
こちらは簡単にできますので自分の好きな言葉に変えるなど試してもらっても良いかと思います。
声を出さずにやっても大丈夫です。
⑤視線を変える【評価】○
事前に準備した臨んだにも関わらず、発表するその場に立った時、緊張で頭が真っ白になり出端を
くじかれるそんなことがよくありました。
大勢の人に見られている事に対して圧迫感は半端ないです。
その時は視線を一番後ろの方に向けて、知り合いの方がいればその周辺をを頻繁を見ながら話を
していました。
一番後ろを見ることで見られている圧迫感が薄れますし、話に反応してくれる顔見知りがいると
安心感いっぱいとなり話すこと、伝えることに集中できます。
⑥違う自分を演じる・視線を変える【評価】○
私は人前に出て話す時は自分が俳優になったつもりで役を演じようと思っていました。
いつもと違う自分が話をすることで自分の中にある恐怖心・羞恥心を克服できるのではないかと
考えていたからです。
私は話の上手な会社の同期社員をイメージしてスピーチ・プレゼン等に臨んでいました。
失敗した場合、繊細な方やストイックな方は極端に自分自身を強く責める傾向がありますが、
例え失敗しても演技している自分が悪かったと思うようにしました。
このように少しだけ自分を許すようにしてみました。現実逃避・自己逃避と思われるかもしれません。
人前で話すことが苦手で比較的まじめタイプの私にとっては気持ちが折れずになんとか頑張れました。
◆こんな部分にも効果が
6つほど私が試してきた方法を記載しましたが、人によって合う・合わないがあります。
ずっと私は人前で話すことが苦手なあがり症サラリーマンと思っていました。それでもいろいろと
経験した結果、多少の緊張はありますが人並みには話せるようになったと思います。
周りの人からも人前で話すのが苦手な感じがしないと言われるまでになりました。
またそれだけではなく、話の内容について周りから好評価・好印象の評価を戴けるようになりました。
話はうまくないですが少しは印象に残るような話ができているようです。
緊張せずに人前で話せるようになるように頑張った結果、話す内容についても良い方向へ進むという
副次的効果も生まれました。
◆最後に
人前で話すことを繰り返してきたからこそ改善されてきた部分もありますが、一番は大きかったのは
人は緊張して当たり前と素直に思えるようになったからだと思います。
話が上手でプレゼンが得意という印象があった尊敬する上司が、作成した原稿をもとに
何度も予行演習をして臨んでいました。
どんな人でも多かれ少なかれプレッシャーを感じており、本番でベストのパフォーマンスをするために
しっかりと準備をしています。準備の大切さを改めて感じました。
参考になるかわかりませんが、ひとりの冴えないサラリーマンが人前で話すのに悪戦苦闘している
姿を見て同じようにお悩みの皆さんへ少しでも何かお伝えできていればと非常に嬉しく思います。
それではまた。